何でも片付け隊 ワンピースブログ
孤独死現場の激増
カテゴリ: 何でも片付け隊 ワンピースブログ
作成日:2021年01月12日(火)
近年の遺品整理では、孤独死による整理案件も増えている。一軒家で人知れず死んでいくケースを含め、マンションやアパート内での孤独死の後処理を希望する管理会社や不動産会社からの依頼も多い。
屋宜さんによれば、遺品整理一件あたりの単価は単純な整理、廃棄で20万円~40万円程度だという。2DK相当の部屋で平均して45リットルのゴミ袋120個の整理品が回収される。この数字だけでも、いかに多くの遺品が発生するかを理解できるだろう。
大量の整理品が回収される
「遺族がいる方にもいない方にも共通しているのが、重要書類や遺産のありかを知らないということ。みなさんも自分の親や兄弟などの遺産を把握していないですし、保管方法も人それぞれ。認知症の方となると、確認作業が複雑です。
私は通帳や印鑑、生命保険契約書、株に投資信託、不動産登記簿は生前に片付けをしておくことを推奨しています。絵画や骨董など、本人でないと価値がわからないものもあり、判断が難しいものもある。現場には質屋や不動産会社、廃棄業者など提携業者と共に来ることが大半ですね」